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防衛大学校の消灯点検|手順・役割・注意点

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はじめに

みなさんこんにちは

元防大生のKです。

今回の記事では、1学年の1日最後の苦境である消灯点検について解説します。

消灯点検は、防大公式の1日スケジュールの動画でも取り上げられていない行事になっています。

興味を持った方は是非最後までお読みください。

前回の記事では、防衛大学校の自習時間に何をするのかについて解説しました。

まだお読みになっていない方は下のリンクから是非お読みください!

それではどうぞ!

消灯点検の概要

それでは初めに、消灯点検がどのようなものであるかを解説します。

消灯点検は自習時間終わりの2205から始まり、消灯時間である2230までに終わらせる必要があります。

この時間は基本的には消灯点検を行いますが、呼び出しや反省文の提出、集金の提出などに行く学生はそれらの要件を満たすために上級生の部屋に行くことが多いです。

その際は部屋の1学年に上級生の部屋に行くことを伝えておかないと、消灯点検の際に「あいつどこ行った?」と現場が混乱するので気を付けてください。

消灯点検の目的は消灯前に電気が消えているか、水道の蛇口がちゃんと閉まっているかなどの電気や水道の点検を行い光熱費を抑えて安全を確保するものですが、実際には朝・夕の清掃に続く第三の清掃になっています。

さらにもっと根本的な目的としては、脱柵者(防大からの脱走者)の発覚を早めるためのものです。

就寝時間前に学生舎内を既定の状態にしておくことで、異常を察知しやすくなります。

脱柵についてはまた別の記事で解説しようと思いますので、もうしばらくお待ちください。

そんな消灯点検は大きく自室の消灯点検と洗濯室やシャワー室などの公共場所の消灯点検に分かれています。

そのため、部屋の1学年ごとに自室の消灯点検と公共場所の消灯点検に行く学生に分かれて行動します。

大抵は1人で部屋の消灯点検を行い、残りは公共場所の消灯点検に向かいます。

次の章からはそれぞれの場所での実際の消灯点検を手順ごとに解説していきます。

自室の消灯点検

まず、自室の消灯点検について解説します。

自室の消灯点検は次のような流れで行います。

  1. 部屋の上級生の食べ終わったカップラーメンなどのごみを片付ける。 
  2. 自室のごみ箱のゴミ袋を取りかえる。
  3. 窓の戸締りを行い、網戸を指定の位置に移動させカーテンを開放する。
  4. 部屋中央のポットのコンセントを抜いてお湯を捨てる。
  5. 机の電気スタンドや椅子の整頓を行い電気を消す。                               

ここからは、一つ一つ詳しく解説していきます。

まず、①では部屋の机の上などに放置されているごみを片付けます。

上級生は自習時間中などにカップラーメンや菓子などを食べることがあるのですが、大抵の上級生は片付けずに自身の机に放置します。

そのためゴミ袋を交換する前にそれらを回収して廃棄する必要があるのです。

そのまま捨てるだけで済むのならよいのですが、カップラーメンの汁などが残っている場合はそれらを調理室まで走って捨てに行く必要があります。

たまにトイレに流す一学年がいるのですが、バレるとシバかれるので注意が必要です。

次に、②では部屋に備え付けのゴミ箱のゴミ袋を交換します。

居室には、各部屋にゴミ箱が設置されており、学生は部屋から出ることなくゴミ捨てを行うことができます。

まあゴミ袋を交換するのは一学年の仕事なのですが...

この写真は非常に分かりにくいですが、写真中央左に見えるのがゴミ箱です。

近くで見るとこんな感じです。

この左手にあるものがゴミ箱です。

ゴミ袋を交換する前には、ごみの分別ができているかを入念にチェックする必要があります。

防衛大学校では朝清掃の後にゴミ点検があり、ごみを捨てる前に分別ができているかをチェックされます。

このチェックがかなり厳しく、例えばビニールごみの袋の中につまようじや紙切れがたった一つでも入っていれば落とされます。

ごみ点検で落ちると異物を回収してまた点検を受ける必要があり、朝の貴重な時間が奪われてしまいます。

さらに、ごみ点検は朝清掃終了後から5分間程度しか行われないので、この時間を過ぎてしまうとごみを捨てられなくなってしまいます。

そうなってしまうと次の日まで部屋にゴミ袋を置いておく必要があり、上級生になぜごみが放置されているのか詰められることがあるので厄介です。

そのため消灯点検の際に異物が入っていないか入念にチェックする必要があります。

防衛大学校のごみ事情についてはまた詳しくまとめますので、もうしばらくお待ちください。

次に、③の窓の整頓では、窓のカギを閉めて網戸を下の写真の位置に移動させ、カーテンを開放します。

ここで注意することは、上級生は一学年の消灯点検なんか気にもしないので平気で窓を開けることです。

上級生が窓を開けたまま消灯になってしまうと、消灯後に中隊週番(消灯点検が行えているのかをチェックする4学年)に呼び出されてシバかれます。

そのため消灯点検が終わった後でも、消灯前にもう一度窓のカギが閉まっているのかを確認する必要があるのです。

次に、④のポットの片づけでは、ポットのコンセントを抜き、ポットの中のお湯を調理室まで行って廃棄します。

ここでは特筆すべきことは特にありませんが、ポットのコンセントを抜き忘れると中隊週番にシバかれるので注意が必要です。

最後に、⑤の部屋の整頓では、官品(国から支給されたもの)の電気スタンドや椅子の整頓を行い、部屋の電気を消して自室の消灯点検は終わりです。

部屋の電気を消す際に上級生が部屋にいる場合は、部屋の消灯を後回しにして、消灯時間になったら上級生に「部屋の電気を消してもよろしいでしょうか」と伺いを立ててから消灯します。

こんな感じで、自室の消灯点検は終了です。

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