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防衛大学校の清掃【まとめ】|手順と実態

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防衛大学校
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③清掃本番

清掃本番

次に防衛大学校の清掃本番について解説します。

前のページでは、大急ぎで清掃準備を終わらせて、清掃長が来るまで申し送り通りの場所で不動の姿勢で待つところまで解説しました。

今回はその後を解説します。

清掃長である上級生が清掃場所に来たら、1学年は清掃長に敬礼を行います。

その後、清掃長から「清掃かかれ」の号令(命令)が下されるので、もう一度敬礼をした後に清掃を始めます。

この際も敬礼は清掃長が手を下すまで決して手を下さないでください。

清掃長よりも先に手を下ろしてしまうと欠礼となり、短い清掃時間を削ってシバかれます。

清掃が始まったら、事前に頭に叩き込んだ清掃手順を思い出しつつ完璧に清掃をこなしていきます。

清掃時は清掃長が1学年の清掃手順やスピード、奇麗さを厳しく確認しつつ、粗を探してきます。

清掃手順を間違えるなどの大きなミスの場合は仕方ありませんが、明らかにゴミが残っていない角でも掃除していないとシバかれるなど、理不尽極まりないです。

清掃時のミスは1回目は怒鳴られるだけですみますが、同じミスを2回してしまうと清掃長から呼び出しを受けたり、「原因と対策」と呼ばれる反省文の制作を強いられることになります。

さらに清掃長が短気だった場合には、「解雇」と呼ばれるめちゃだるいシバきを受けることがあります。

これらのシバきに関しても、今後の記事で紹介しますので今は軽く触れるのみにしておきます。

大体の清掃のやり方は世間一般のものと同じですが、防衛大学校の清掃には特殊なものが一つあります。

それは雑巾がけです。

防衛大学校では床の水拭きなどで雑巾がけをおこなう場合、「直角拭き」と呼ばれる特殊な拭き方をする必要があります。

直角拭きは膝をついた状態で後ろに進みながら、雑巾で体の向きに垂直に拭き上げるものです。

YouTubeに直角拭きをしている動画がありましたので、そちらのリンクを下に載せておきます。

この拭き方では、雑巾で拭く間隔が1ミリでも空いていると清掃長からシバかれるため、なるべく隙間を開けずに拭き上げる必要があります。

この直角拭き、清掃範囲が狭い場合には特に問題ないのですが、廊下や中央ホールなど、清掃範囲が広い場合には地獄の作業になります。

直角拭きでは長時間膝をついたまま清掃を行うため、膝の皮がめくれて出血することがあるのです。

清掃時に着用している作業服のズボンは耐久性第一で着心地は重視されていないため、裏地は非常に硬くザラザラしています。

そんな服に長時間膝をこすりつけるため、膝の皮が破れて出血するのです。

これは特に対策をしていないと必ず起こってしまうため、多くの1学年は購買で売っている膝パットを着用して清掃を行います。

もちろんこれは支給品ではないため、自腹で購入する必要があります。

まあいくら膝パットを使用しても、毎日朝晩雑巾がけをおこなうので遅かれ早かれ膝の皮はお亡くなりになります。

ただ膝の皮がお亡くなりになった後でも作業着に血が付着することを防ぐためにも、なるべく膝パットは付けたほうが良いでしょう。

清掃本番の時に清掃以外に気を付けるべきことが1つあります。

それは、「自身の清掃範囲から出ないこと」です。

防衛大学校ではそれぞれの清掃場所ごとに清掃範囲が厳しく定められており、清掃時はこの清掃範囲を厳守する必要があります。

この清掃範囲は壁に沿った線など、非常に細かく決められており、この範囲からちょっとでも出ると清掃長からシバかれるので気をつけてください。

こんな感じで必死に清掃を終わらせると、走って清掃用具を片付けて部屋に戻ります。

バケツの水を捨てる際にも、洗濯室に清掃長がいたら許可をとる必要があるので気を付けてください。

詳しくは次のページで解説しますのでもう少々お待ちください!

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