はじめに
みなさんこんにちは
元防大生のKです。
今回は防衛大学校の朝仕事のラスト、朝食について解説します。
この記事を投稿後に以前に解説した防衛大学校の清掃や朝仕事を、今までパート別で作成したものを1記事にまとめたまとめ版の記事も作成しようと思いますので、もうしばらくお待ちください。
前回の記事では、防衛大学校の朝仕事のうち、身だしなみ整備について解説しました!
まだ読んでいない方は下のリンクから是非お読みください!
それではどうぞ!
朝食
それでは防衛大学校の朝食について解説します。
前回までの記事でも解説してきましたが、防衛大学校の1学年は清掃後にも非常に多くの仕事があり、常に時間に終われています。
それらの部屋仕事は上級生に関わることから優先順位をつけてこなしていきます。
そのため、部屋仕事の優先順位は最初に上級生に関わる水換えや部屋清掃、次に自身の容儀点検に関わる身だしなみ整備、最後に時間が余ったら朝食を食べに行くという順番になります。
1学年が朝食を食べることが少ない理由は後で解説しますが、特に1学年になりたての際には朝食が切り捨てられることが多いです。
しかし最近では食堂で食べる学生が減ってきているためか、喫食調査と呼ばれるものが食堂で行われています。
喫食調査とは学生がちゃんと食堂で食事をしているかを確認するために食堂の入り口で行われている調査で、入り口付近にそれぞれの大隊(学生舎)ごとの名簿があるのでその名簿内の自分の名前にチェックを入れます。
この喫食調査でチェックが入っていないと、後で上級生からシバかれるので必ずチェックを入れるようにしてください。
ただ僕が防大生だったころは部屋のメンバーで交代で食堂に行き、他の同部屋の1学年のチェックを入れることもよくありました。
喫食調査は上級生が監督していますが、「後から来ます」とか言っとけば何とかなります。
こうして部屋員全員の喫食調査をすませた1学年は、後で解説するドライブスルーという手法を使ってすぐに居室に戻って部屋仕事の続きをします。
また、1学年が朝食を満足に食べられない原因として、居室で朝食が食べられないというのもあります。
防衛大学校の食事は某感染症の時を除いてすべて学生食堂と呼ばれる場所で食べます。
この学生食堂が学生舎からかなり距離があり、走って2,3分かかる距離であるのに加えて、途中ですれ違う上級生全員に敬礼しながら進まなければならないため、学生食堂にたどり着くまでにかなり時間がかかるのです。
しかも、学生食堂は1階が調理場、2階が食堂となっているため、下で荷物をまとめて置いて二階まで移動する必要があります。
学生食堂の中でも様々な工程があり、それらに非常に時間がかかるのですが、それらは今後防衛大学校の食事についてまとめた記事を出すのでそれまでお待ちください。
今回のところは部屋仕事の存在や学生食堂で食事をとるのには非常に時間がかかるという点を覚えておいていただければ十分です。
朝食の実態
前の章で紹介した理由から、1学年が食堂で朝食を食べられることはほとんどありません。
しかし今までの記事でも解説してきたようにb防衛大学校の生活は朝から非常にハードで、朝食でエネルギー補給をしなければ昼ごはんまで耐えることができません。
そのため1学年は様々な手段を用いて何とか朝食をとっているのです。
これから1学年が時間と上級生の目に怯えながら必死に考え出した朝食の食べ方を解説します。
最初に今回解説する朝食の食べ方をリストアップすると、以下のようになります。
- 効率的摂取
- ドライブスルー&圧縮
- 仕込み菓子
まず1つ目の効率的摂取は、食堂で食事をする際に行われる手法です。
効率的摂取は忙しい朝の時間の中でも朝食の時間をとることができた場合や、上級生から朝食をとるように言われた場合に用いる方法です。
朝食ではパンやヨーグルトなどが配られるのですが、これらの中からヨーグルトを振って飲むヨーグルト状態にしてから飲んだり、パンと飲み物を交互に飲むことでパンのパサつきを抑えつつ最大スピードで食事を行います。
こうすることで朝食にかかる時間を短くしつつ朝食の量を最大限増やすことができます。
次に、2つ目のドライブスルー&圧縮は、時間がないときの朝食で行われる手法です。
ドライブスルーとは朝食を受け取ってそのまま食器の片づけ場に行くことで、受け取った朝食はそのまま破棄します。
このドライブスルー&圧縮は前述した効率的摂取とは異なり、上級生に見つかるとシバかれるので気をつけてください。
食べ物を冒とくしているようですが、1学年が生き残るためには必要な犠牲と割り切る必要があるのです。
そんなドライブスルーの最中に、蓋つきの飲み物やヨーグルトをこっそり作業服のポケットに入れると少しでも食事をとることができます。
この際パンをそのままポケットに入れると膨らみで上級生にバレるので、パンを手で押しつぶすことで体積を小さくします。
このパンを小さくするのを圧縮と言います。
これらの技術を組み合わせることで、食堂で席に座らずとも栄養を摂ることができます。
最後に3つ目の仕込み菓子について解説します。
仕込み菓子は週末に配られる弁当食のお菓子や、外出時に購入したお菓子を課業鞄に隠し入れることです。
課業鞄のサイズは限られているのであまり多くのお菓子を入れることができないので、個包装で満足度の高いお菓子が好まれます。
私は防大生時代には下の”カントリーマアム 贅沢バニラ”をよく隠していました。
これはカントリーマアムの中身がバニラのみになり、さらにバニラが濃くなっていて非常においしいのでオススメです。
下にリンク貼っときます。
こんな感じで1学年は食堂からパクってきたものやお菓子を課業鞄と呼ばれる鞄に忍ばせるのですが、これも上級生に見つかるとシバかれるので気を付けてください。
まあこれはよっぽどバレることはありませんが...
こんな感じで防衛大学校の朝食の解説を終わります。
おわりに
今回は防衛大学校の朝仕事のうち、最後の朝食について解説しました。
これまでの記事を通じて、防衛大学校の朝仕事がいかに大変であるかを知ってもらえれば幸いです。
今後今まで解説した朝仕事や清掃について1つの記事にまとめたものも公開する予定ですのでお楽しみに!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!


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