はじめに
みなさんこんにちは
元防大生のKです。
今までの記事で防衛大学校での生活がどのようなものであるかを一通り解説したので、今回の記事ではそんな防衛大学校にどのような施設があるのかを、2つの記事に分けて解説します。
私のブログを読んで防衛大学校をある程度理解した方でも楽しめる内容になっているので、是非最後までお読みください!
前回の記事では、防衛大学校の土日の生活がどのようなものであるかを解説しました。
まだお読みになっていない方は下のリンクから是非お読みください!
それではどうぞ!
防衛大学校の施設の概要
それでは初めに、防衛大学校の施設の概要を説明します。
防衛大学校には授業を行うための教場や統合情報図書館、病院や売店、果ては保険会社など様々な施設が存在しています。
これらの多くの施設のおかげで、学生は防衛大学校から出なくとも生活ができるようになっています。まさに監獄
しかし、これらの充実した施設には1つ欠点があります。
それは、“教場以外の施設は一学年は土日にしか使うことはできない”ということです。
それでも、土日は1学年も学生会館などの施設を使うことができます。
そんな防衛大学校の施設を、今回と次の回との二回を使って紹介していきたいと思います。
最初は一回でまとめようと考えていたのですが、あまりにも量が多かったために二回に分割することにしました。
第一回では日頃よく利用する施設について紹介していきます。
なお、防衛大学校の各施設の配置は以下のようになっています。
これで防衛大学校の施設の概要の解説を終わります。
教場
最初に教場について解説します。
防衛大学校では、大人数の授業の場合は記念講堂や社会科学館などの広い部屋で授業を行いますが、基本的には理工学館や人文学館などにある中学校や高校の教室ほどの広さの教場で授業を行います。
教場には40~50人ほどが座ることができます。
教場の写真は下のリンクから見ることができます!
教場の内装は校舎によって異なっており、理工学館では長机にパイプ椅子、防衛学館は長机とオフィスチェア、人文学館ではカーペットに個別の机、オフィスチェアなど校舎によってかなり異なっています。
平日では、学生は一コマ90分の授業を週5日受けます。
防衛大学校公式の紹介映像では、学生はまじめに授業を受けている様子が公開されていますが、実際はほぼすべての学生が授業中は机に突っ伏して寝ています。
理由はもちろん日々の生活による疲れです。
防衛大学校の授業中の睡眠は、前述の理由によりとても快適で一回寝ると授業終了のチャイムの音が鳴るまでは起きることはありません。
防衛大学校側もそのことはわかっているはずなのですが、なぜか「授業中に寝るな」と指導するのみでその根本的原因を解決しようとしません。なぜでしょうか…
とにかく、学生は授業中はほぼ全員が寝ています。
そんな防衛大学校の授業には様々なものがあり、多くの特徴があります。
下に防衛大学校の授業についてまとめた記事のリンクを貼っておきますので是非お読みください。
これで教場の解説を終わります。
学生食堂
次に紹介するのは学生食堂です。
学生食堂はかなり広く、全学生(約2000人)が一度に座ることができるようになっています。
某ウイルスが流行る前までは一斉喫食という全員で昼食を食べるという行事が行われていたのですが、現在は各々自由に食事をとっています。
そんな防大の食堂はセルフサービス式となっており、学生が自分で食事の準備や片付けを行います。
食事は学校の給食の肉を滅茶苦茶増やしたメニューで,とても量が多いのが特徴です。
味も特別おいしいということはありませんが、食べるのに苦はありません。
ただ防衛大学校が関東にあるからなのか味付けは濃いめです。
食堂でも1学年は多くの仕事があるのですが、それについては別の記事で以前紹介したので、詳しくは下のリンクから記事をお読みください!
これで学生食堂の解説を終わります。
学生会館
次に紹介するのは、学生の憩いの場、学生会館です。
学生会館は地下一階、地上二階建てであり、コンビニやクリーニング屋、保険会社など学生の福祉厚生にかかわる施設が集まっています。
それらの施設を一つずつ解説していきます。
ファミリーマート 防衛大学校店
始めに、ファミリーマート防衛大学校店の解説をします。
学生会館に入って左手、1階にファミリーマート 防衛大学校店があります。
防大生はここで物品の購入や手紙を送ったり、ATMを使用することができます。
ここは防衛大学校内の唯一のコンビニであり、防大生の学生からの利益をほぼ独占しています。
そのためこのコンビニの売り上げは驚異的なものになっており、学生には優待特典として5%の割引が毎回あります。
品ぞろえの内容としては、一般的なコンビニの1.5倍ほどの大きさの店内に、お菓子やジュースなどの普通のコンビニにあるような商品とともに、文房具やハンガー、バケツなどの生活雑貨、皮手袋や靴磨きセット、迷彩柄のポーチなどの訓練用品も取り揃えています。
商品の価格は一般的なコンビニと同程度で、前述のとおり毎回5%の優待特典が適用されます。
お菓子やパンなどはここでしか売っていないのですが、飲み物は学生舎内の自動販売機でも売っており、さらに自動販売機のほうがコンビニより50円以上安いため飲み物は学生舎内で買ったほうが良いです。
私はここでよく濃厚カスタードシューを買っていました。
これマジで濃厚なのでオススメです。
これでファミリーマート防衛大学校店の解説を終わります。
第二売店(二売)
次に紹介するのは学生会館に入って右側にある施設、第二売店です。
第二売店の正式名称はミカドスポーツといいます。
第二売店では、前述したファミリーマートと同様に生活雑貨を取り扱っていますが、こちらは訓練用の物品やスポーツ用品などを重点的に取り扱っています。
訓練物品の販売は迷彩ポーチや靴に入れるインソールなどの一般的なものの他に、作業服につける名札やドーランと呼ばれる顔に迷彩を施すための塗料なども売っています。
特に、以前解説した作業服につける名札はこの店でしか売っておらず、1学年はここでよく名札を買うことが多いです。
実際私も何枚も買っていました。
防衛大学校の名札作成については詳しくは下のリンクの記事をお読みください!
また、2学年以上がよく来ているノンプレ(ノンアイロン)の作業服もここで購入することができます。
私も退校時にここでノンプレの作業服を購入しました。

これで二売の解説を終わります。
丼丸 『一(はじめ)』(3号店)防衛大学校店
次に紹介するのは、学生会館に入って正面の階段を上って右側にある“丼丸 『一(はじめ)』(3号店)防衛大学校店”です。
この店は、一般にも広く展開している海鮮丼チェーン店、”丼丸”の防衛大学校への出張店です。
ここの丼丸はシャバの丼丸とよりも優れている点が2つあります。
1つ目に、メニューの種類が豊富という点です。

写真は私が実際に防衛大学校で撮影した丼丸のメニューです。
ここはシャバの丼丸よりも丼の種類が1.5倍ほどあり、海鮮丼や穴子丼、日替わり丼などの一般的なものからシャリにハンバーグを載せたシャリバーグ丼や炙りチャーシュー丼などの変わり種まで豊富なメニュー数を誇ります。
私自身も防衛大学校在学時は丼丸をよく利用しており、ここのホタテいくら丼をよく食べていました。

2つ目に、価格が他店よりも安いという点です。
ここの丼の価格は一律500円となっており、娑婆の丼丸は大抵600円ほどするので100円ほど安く買うことができます。
前述したファミマや丼丸で値段が安くなっている理由としては、防大生が毎日大量に購入するためであると考えられます。
もしくは防大内の施設の入札時に価格を下げるという条件があるのかもしれません。
これは完全な憶測ですが...
さらに、丼丸には“ご飯大盛”や“ネタ大盛”をオプションで付けることができます。
ご飯大盛は100円、ネタ大盛は200円の追加料金がかかりますが、付けて損をすることはありません。
写真をのせたホタテいくら丼も、ネタ大盛にすることでいくらとホタテの量がかなり増えるので、200円追加で払うのはオススメです!
なお、丼丸を利用する際には一つ注意することがあります。
それは”土日はすぐに売り切れてしまう”ということです。
平日は1学年が利用することができず売り切れることはあまりないそうなのですが、土日は一学年も防大を利用することができるため遅くに店に行くと大体売り切れています。
そのため売り切れを回避するためには、昼は1230、夜は1830ぐらいまでに店に行けば売り切れていることはほぼありません。
この時間までに店に行くことができない場合は電話で予約することによっても買うことができます。
丼丸についてはまた詳しく記事にしようと思いますので、もうしばらくお待ちください!
これで丼丸の解説を終わります。
厚生課
最後に紹介する学生会館の施設は厚生課です。
厚生課は学生会館に入って正面の階段を上って左側にあります。(右側には丼丸があります)
厚生課には、通常の窓口で積立預金や厚生年金などに関する手続きを行うことができる他に、保険会社の出張所が設置されており、保険の見直しや解約をすることができます。
ここは1学年の間はあまり利用することがないのですが、退校の準備をする際はここを訪れる必要があります。
防衛大学校の退校についてはまた詳しく取り上げますので、もうしばらくお待ちください。
これで厚生課の解説を終わります。
学生浴場
今回最後に紹介する防衛大学校の施設は学生浴場です。
浴場は学生食堂の横にあり、食事と一緒に済ませることが多いです。
浴場に入って下駄箱を抜けると、着替えのための更衣室があります。
更衣室のロッカーは学年ごとにスペースが区切られており、一学年は畳み二畳ほどのスペースで何十人も同時に着替える必要があります。
下のサイトで画像を見ることができます!
下駄箱とロッカーには学年別にテープで色分けがされており、4学年が赤、3学年が黄、2学年が緑、1学年が白となっています。
脱衣を済ませると次は風呂場に入ります。
風呂場には浴槽が二つあり、それらを囲むようにシャワーが設置されています。
これも学年ごとに場所が決められており、一学年は浴槽から一番遠いところです。
以前書いた”防衛大学校の夕仕事の闇”でも書きましたが、一学年は平日に浴槽に浸かることはできません。
一学年は夕方にも多くの仕事があり時間がないので、シャワーをぱっと済ませてすぐ出る必要があります。
”防衛大学校の夕仕事の闇”については下のリンクから読めるので、まだお読みになっていない方は是非お読みください!
土日は1学年も浴槽に浸かることができるのですが、早い時間に浴場に行くと浴槽の水が冷たいなんてこともあるので行く時間には注意が必要です。
風呂場から出ると、更衣室で服を着て外に出ます。
この時も一つ気を付けることがあります。
それは、”最低限の着こなしをすること”です。
浴場の出口には上級生が待ち構えていることがあり、その時に容儀が乱れているとシバかれます。
それを回避するために浴場を出る前には、更衣室で最低限の着こなしをおこなう必要があるのです。
よっぽどひどくなければシバかれないので、周りの邪魔にならないように素早く着こなしをおこないます。
防衛大学校のお風呂事情についてもまた詳しくまとめますので、もうしばらくお待ちください!
これで学生浴場の解説を終わります。
おわりに
今回は防衛大学校の施設の中でも、日頃利用することが多い施設を紹介しました。
この記事を読んで、防衛大学校の施設の中でもよく使われる施設について詳しく知っていただけたなら幸いです。
次回は本館などの一学年が普段あまり利用しない施設を紹介したいと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!






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